■ 世界観とストーリー ■


イシーリア。それは創造神ミリアが創りし世界。

この世界で人間は魔法が生活の一部となっていた。ある者は文明の発達の為に、またある者は己の力を誇示するため、どの理由にしても魔法は無くてはならないものだった。

時にはその力により多くの戦が行われたが、発展しすぎた魔法文明による犠牲者の増加の為に多くの国々は滅び、有数の大きな国家だけが生き残った。
残った国々は多過ぎた犠牲を愁い平和協定を結び、皆が永遠の平和を願うのだった。


ここは大陸の北西部。前の大戦も昔話として語り継がれるほどの時が経った。

長い平和が続いたが不吉な事件が起こる。人知れず数多くの街が滅ぶというものだった。
人々は平和を堕落と考える過激派の所業だと噂し不安が頂点に達した頃事は起きた。
イザーク帝国が反乱を起こしたのである。
イザークは武力による完全なる恐怖政治を掲げ、手当たり次第破壊の限りを尽くし、そしてその魔の手がライルーン王国にまで伸びると、両国で大きな戦争が繰り広げられた。イザーク狂戦争と呼ばれる戦争の始まりである。
数ヶ月続いたこの戦はライルーンが優勢になったと同時にイザーク王の謎の死により幕を閉じる。人々は王の死を色々と噂もしたが、やっと訪れた平和に喜び勇んだ。


そして戦から4年後…。
ライルーン騎士団の長、ギアに任務が下された。
「一人の少女を聖地カイザヘルムまで連れて行け」と…
神とは…?
の世界の根本を作り上げた者達の総称。
大地母神ミリアを筆頭に数十名存在すると考えられ、一般的には人間の善の心を創った神の事を呼び、悪の心を創った神は悪魔、暗黒神と呼ばれている。
特に人間の形を創り、悪の心までも創ったとされる神マイセルは、ミリアと対を成す暗黒神とされ、信仰する者は邪教徒として迫害されている。
魔法について
この世界の人間は必ず法力を持っていて例外は無い。
魔法の属性は四大元素の火、水、風、土を始め様々なモノがあり、修行次第で好きな属性の魔法を扱う事が出来る。しかし、基本的には1属性の魔法しか覚えられないので、他の属性を覚えるには今持っている属性を消さなければならない。
聖、闇、時という属性は神の扱う属性として、人間には習得出来ないとされている。
何故、数回切られても生きているのか?
魔法が使えるという事から戦いの熟練者ともなると、その法力によって身を守るという戦い方をします。常に自分の体を魔法の層で包み込み耐久力を上げるので、ある程度の攻撃をくらっても致命傷にならないという事です。ただし法力が尽きた場合は生身の肉体なので、攻撃を受ければそれ相応のダメージを食らう事になります。