gリゼイオ3
時空戦団クロノスの親衛隊長

中性的な顔立ちと尖った耳を持ち、生まれながらにして高い法力を持つとされる部族の出身。
元はイザーク帝国の法撃隊の一員だったが、隊長であるガーランドに付き従い、新たな組織「時空戦団クロノス」の親衛隊長となる。

その尖った耳と桁外れな法力により、幼い頃から差別を受け続けた過去を持つ。
そんな中、種族や出身等は関係無く絶対的な実力主義を理想とするガーランドと出逢い、それに共感し以後付き従う事になる。

属性は「生命」を司る上級魔法の植物。
元は法撃隊に属していたために魔法による戦闘を得意としていたが、より強く、よりガーランドの役に立つために槍術を会得し、今では並の槍兵では太刀打ち出来ない程の実力を身に付けている。
常に感情を押し殺しているが本来は温和な性格。しかしその忠誠心から、ガーランドの命令ならばどんな相手にも容赦ないという一面も持っている。

クロノスの親衛隊長という事で実質ガーランドに次ぐ地位を持ち、ガーランドが一番信頼を寄せている。そして追行される任務には直接指示を出す為にほとんどのものに参加している事もあり部下からの信頼も厚いというクロノスのキーマンともいえる存在。

しかし最近クロノスの所業に疑問を感じていた。
都市の破壊活動、部族の虐殺、名の知れる武人の暗殺等、ガーランドが今まで掲げてきた理想とは掛け離れた任務ばかりが続けられた。
そして今回「最重要任務」として1つの任務を命じられる。それは一人の少女の生け捕り…
それでもリゼイオはガーランドを信じ、この難航とも言える任務に向かうのであった。
[武器] アルカナ(槍) [好き] 努力 掃除 [特技] タロット占い
[属性] 植物 [嫌い] 差別 偏見 人ごみ [流派] 槍術(我流)
[職業] クロノス親衛隊長 [趣味] 鍛錬 家庭菜園 [年齢] 23歳
ガーランドとの絆
リゼイオには本当の親が居なかったが養子として向かえてくれた老夫婦に大切に育てられる事になる。しかし世間の目はあまり良いものではなかった。その原因はリゼイオの容姿とその力…。人間と異なった耳の形状と強大過ぎる法力を持つ為に、周りの人間達からは差別、迫害されていた。
それでもリゼイオは勉学に励み、周りから認められる様努力したが周りの対応は変わらなかった。
まだリゼイオが15歳の頃、育ての親が天に召された事をきっかけに自分の町を出ようと決心する。
行き先はイザーク帝国。
大陸の中央に位置するその国ならば、様々な部族の人間が差別無しで生活していけるだろうと期待をこめて…。しかしここでもリゼイオに対する待遇は変わらなかった。
リゼイオの部族は他の者よりも異質過ぎたのだ。
そんな中、自暴自棄になるリゼイオの前に一人の男が現れる。名をガーランドという
帝国の法撃隊の隊長と名乗るその男はリゼイオの類い稀なる法力を見出し、こう述べた
「種族や出身など関係無い…、この世は実力だけがものを言う。その力、存分に使いたくば私の下に来い。そしてお前の実力というものを見せてみろ、私に、世界に、そしてお前自身に…」
涙が出そうだった…。それはリゼイオにとって両親以外から受ける初めての救いだった
そして同時に思う、この人の為に力の全てを使おうと…