gカーマ3
海賊団アルカディアを束ねる女船長

見た目はスラッとしたプロポーションを持つ美女だが、幼い頃より男ばかりの環境の中で育っため、腕っ節も強く度胸も兼ねそろえ、特に「水」属性の法力に優れ、海の上の戦いでは無敵を誇っている。

船の上での生活が長いためか、抜群のバランス感覚から繰り出す足技と、短剣によるコンビネーションを得意としている。それに加え、右手に装着している特殊な鉤爪を用いたトリッキーな攻撃を好む。

カーマが10歳の頃、当時の船長であり実の父が部下の裏切りに合い命を落としてしまう。カーマ自らもその時の騒動で右腕を無くすという重傷を負う事となる。
しかしカーマは人目を離れ傷が癒えるのを待ち、右手を無くしたというハンデを乗り越え水の法力を会得。そして見事父の仇を討つ事に成功し、団員の進めにより船長に就任する。その時カーマ13歳。

その後、仇だった男がクロノスという組織と繋がっていた事を知ることになり、カーマは組織についての調査を開始した。が、感情的になり過ぎた調査は調査と呼べるものではなかった。
クロノスの情報を持つと推測される人物を拷問の様な尋問を実行したり、組織の施設と噂される場所の必要以上の破壊活動等(しかもほとんどがシロだった)、人々に恐れられる程の悪行が行われていくのであった。

事態を重く見たライルーン国は、騎士団長のギアを海賊鎮圧のために向かわせる事になり、見事それに成功する。それは同時にカーマにとって初めての敗北となってしまう。しかし女性であり、しかも片腕が無い者と見ず、一人の戦士として接してくれたギアに対し好意を抱く事になる。

数年後、ライルーンから海上の治安を任されるようになり周りの信用を取り戻す事に成功する。そんな時カーマの耳にギアが新たな任務に就くという情報が流れて来た。それは皮肉にも父の死、アルカディアの愚行、そしてギアとの出会いの原因となった組織、クロノスの調査であった。
[武器] サルガッソー(短剣) [好き] 魚料理 自分の髪 [特技] ナイフ投げ
[属性] [嫌い] 肉料理 爬虫類 [流派] バルム流刀舞術
[職業] 海賊団船長 [趣味] 水泳 義手収集 [年齢] 20歳
海賊団アルカディア
それは義賊と呼ばれ、海賊でありながらも無駄な殺生を行わず、弱き者を護り悪しき者を憎むという民からは英雄的な存在。その戦闘力の高さは他の海賊の郡を抜き、同業からも恐れられている。
普段はその戦闘力を生かし、海上の治安等を守り国や街から報酬を貰っている。その為に他の海賊からは快く思われておらず、それが原因で紛争が起こった事もあったという。
船長はバルム。その高い知力と戦闘力から「海神」の異名を持ち、絶大のカリスマ性を持つ。しかし不意の部下の裏切りにより命を落とす。現在は愛娘であるカーマが船長の座を継ぐこととなる。
航海士 リシェ
海賊アルカディアの女航海士。その他にもカーマの身の回りの世話役も勤めている。
元は海辺に住む普通の少女だったが、片腕を失い浜辺に流れ着いたカーマを介抱した本人。カーマは傷が癒えるまでの数年間、リシェの家にかくまってもらっていた。カーマにとって命の恩人であり、掛け替えの無い親友である。
カーマの綺麗な容姿と活発な性格に憧れ、ほとんど押しかけ状態で海賊団の一員になる。